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今昔STORY
#04

研究開発
(研究開発本部)

2020年入社

人に優しく寄り添い
AI技術で社会課題にアプローチ
SCROLL

PAST STORIES
学生時代

人と技術の自然な融合で、
多くの方の生活をより豊かに

 私はドイツ出身で、大学まではドイツでAIの研究をしていました。当時は遠い国の一つだった日本において、世界で初めて人工知能を搭載したロボットが数多く登場したことに強い興味を持ち、より深くAIの研究ができると考え、日本の大学院に進学しました。その頃は、コンピューターサイエンスやAIが急速に進化を遂げていた時代。研究においても課題が山積みで、挑戦を繰り返す日々は大変でしたが、刺激的でもありました。この挑戦する姿勢は、人生のテーマとして心にとどめ、今の仕事にも生きています。京セラの「常に挑戦する姿勢」が自分のテーマと合致したことも、京セラで働くことを決めた大きな理由の一つです。
 日本に来て随分経ちますが、一番驚いたことは湧き水がとてもおいしかったこと(笑)。大学院時代によく仲間たちと奈良へ向かい、おいしい水をたくさん持ち帰ったのは、今でも良い思い出です。

PRESENT STORIES
現在

日本でAIの研究に没頭する日々の中で、
挑戦心が生まれた

 人間の持つ認知や知覚といった能力を技術で拡張させる「人間拡張」の研究開発をしており、人と技術が生活の中で自然に融合した世界を目指しています。現在取り組んでいるのが、人の歩行姿勢を計測し、美しく正しい歩き方をコーチングする「歩行センシング」。ウェアラブルセンサを手や足、耳につけて歩くだけで、AIが歩き方を分析し簡単に自分の歩き方を把握できます。この技術で今後、ヘルスケア分野での応用も想定しています。技術をより生活の中に溶け込ませながら、人に優しく寄り添うこと、その結果、多くの方の日常をより楽しく快適にすることは、私自身の大きな目標です。その最前線の仕事に取り組めることに喜びを感じながら、日々研究に臨んでいます。
 AIの活用で生活をより豊かにするためには、既にある技術や知識の応用で社会とうまく連携することが大切だと思います。日本のAI技術のレベルは高く、さまざまな社会課題にも多様な切り口でアプローチできるはずです。今後も、皆さんの生活を自然に支えられるようなシステムを開発していきたいです。

お仕事中のご様子

京セラらしさとは

新しいアイデアをいつでも提案しやすく、決定から実行までのスピードが速い。また、気さくでフレンドリーな風土も。

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