技術開発
(機械工具事業本部)
2016年入社
開発が京セラの強みに
PAST STORIES
学生時代
アルバイトの経験も自信に
理系科目が得意だったことや、私たちの日常生活により近いモノづくりに興味を持ったことから工業大学に進学しました。学生時代は金属材料を中心に素材の研究に打ち込みました。学業以外で力を注いでいたのはドーナツ店でのアルバイト。接客のスキルを競う大会に出場し、地区で入賞することができました。全国大会出場を目指し、接客の練習を重ねたことも印象深いです。目標に向かって努力する経験が自信につながりました。
就職活動は、将来のことを考え、結婚や出産といったライフイベントがあっても仕事を続けやすい環境があるかどうかを、特に重要視しました。京セラは産休育休制度の充実や長く働ける環境であること、また、事業範囲が広く、自分の学んできた分野を生かせるチャンスも多いと感じたことが、入社の決め手となりました。
PRESENT STORIES
現在
実感が開発の励みに
入社から8年、一貫して切削工具の刃に用いられるセラミック材料の開発をしています。自動車や航空宇宙など幅広い分野において、モノを作るには金属のような硬い材料を「削る」工程が不可欠となります。削るモノが多様化し、工具の硬さもより求められている中、現在担当しているのはcBNという材料の開発。cBNは工具材料の中でもダイヤモンドに次ぐ硬さで製造が非常に難しい材料です。商品化に向け、奮闘する日々ですが、とてもやりがいがあり、自分が関わった技術が「世の中のモノづくりを支えている」ことを実感しています。cBN工具が京セラの強みとなるよう、開発に励んでいます。
キャリアの中では出産も経験しており、産休育休制度を活用し、今も子育てをしながら仕事をしています。一度現場を離れたことで、これまでとは違った新たな視野で研究に打ち込むことができています。社内には同様に育休や産休を経て、仕事に復帰される方も多く、職場の理解は深いと思います。仕事も子育てもどちらも全力でできることが私らしさであり、その環境が京セラにはあると感じています。
京セラらしさとは
挑戦に寛容で、若手でも仕事を任せてもらえる。 結果だけでなく、過程も評価してくれる環境はチャレンジを後押ししてくれます。